東京の空 灰色の空 ♪
2007年 10月 20日
すねて甘えた 智恵子
智恵子の声が~ ♪
「智恵子抄」 二代目コロンビアローズ
今日は朗読の稽古をしたが
高村光太郎の詩を題材にしてたので歌を思い出した
「あどけない話」
智恵子は東京に空が無いといふ
ほんとの空が見たいといふ
私は驚いて空を見る
桜若葉の間に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言ふ
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ
あどけない空の話である
歌の方の記憶はあるが相当古いのでは・・・と思って調べると昭和39年
紅白にも出場してるんですねえ、東京オリンピックの年です
オリンピックの1週間前に東海道新幹線が開通した年です
当時はスモッグで川崎なんかは空気が悪かったんだろうな
しかし 智恵子が亡くなったのは戦前・・・
やはり 古かった