話し方教室
2006年 03月 29日
関西や他の地方にもあると思いますが、標準語以外の「話し方教室」にはやはり人は集まらないのだと思います。 大阪にも40年以上の歴史もつ教室がありますが、やはりそのルーツは東京でした。
しかも 飯田橋界隈がさらにルーツだそうです。 50年近く教室をされてた江川先生や永崎先生もここで勉強されたと聞いたことがあります。
さらに ルーツを辿るとやはり 「人を動かす」のデールカーネギー(アメリカ)になりそうです。とにかくすごい本です。 数百回の増刷を繰り返してる世紀をまたがる超ベストセラー。
70年代に全盛だった自己啓発ブームもそのアメリカがルーツです。
多くの自己啓発セミナーは3ステップからなっています。
先ず自分自身に気づくことから始まり、同じセミナーの人同志それを共有して発展させる。 最終ステップが他の人にそのセミナーの良さを訴えてセミナーに参加させるというもの。
「話し方教室」とは結局「自己啓発」なのです、いかに流暢な話し方でも聞く人の心をうつのは話す人の人間性、その人の魅力だからです。
90年代のオーム等の宗教事件以来、「自己啓発」とかいう表現は少なくなりましたが、優秀な人間ほど壁にぶち当たると 何故だろうと考え、論理を超えた宗教めいたものに行くのかも知れません。 人の魅力、好みは論理とはまったく違うからです。