70年代男性アイドル
2011年 03月 01日
しかし私の記憶する70年代の真実はこうだ(若干独断ですが)
60年代後半から横綱だった沢田研二のタイガース解散、続々とGS部屋が閉鎖されていった
そして花形力士たちは土俵から引退していった
60年代後半に初土俵ふみながらも上位陣が強いため前頭筆頭だったジャニーズ部屋のフォーリーブスはいよいよ自分たちの時代がくると確信していた・・・
しかし70年代に入ると
71年「おれは男だ」で邦画ジム所属だった森田健作がリングから歌謡界の土俵に初登場、いきなり11勝上げて関脇昇進
新興のサンミュージック部屋はこれで勢いつき、野村正樹を十両から幕内力士へ育てた
しかし70年~71年に次々と大型新人力士が登場する
にしきのあきらが初土俵で9勝あげて小結、本郷直樹がこちらも10勝で小結
翌年には二人とも関脇に昇進して 森田・にしきの・本郷の3関脇時代になる
一方、TVジム所属の仲雅美、沖雅也らが角界を脅かす存在に成長
特に仲雅美はチャーリー石黒トレーナのもとで力をつけて初土俵で10勝、3場所連続勝ち越しするが、本人は角界を希望しておらず土俵を去る、沖はリングを望み、土俵に上がらずじまい
この間、森田・にしきのは大関昇進、かつてはにしきののライバルとして売り出した野村正樹はサンミュージック部屋の稽古の拙さもあって連続負け越しで3役から遠くなり、その後も上がることはなかった
ジャニーズ部屋の大黒柱だったフォーリーブスも前頭筆頭のまま
そこで72年、ジャニーズ部屋は秘密兵器の郷ひろみを土俵にあげた
いきなり12勝で先輩フォーリーブスを抜いて関脇昇進
郷ひろみと同年代の野口五郎が押し相撲から技巧派に転向、10勝で小結昇進
翌年、やはり同年代の広島の龍ちゃん西城秀樹がダイナミックなスピード相撲で9勝あげ小結昇進
その影響でかつて大関だった森田・にしきのは優勝圏外になる
二桁勝利のなかった西城が73年「情熱の嵐」で13勝、3人とも大関となる
以降3人は連続二桁勝利を続けて74年横綱昇進、いわゆる新御三家の時代となる
郷ひろみはジャニー喜多川親方と不仲でバーニング部屋に逃亡、以降70年代はジャニーズ部屋暗黒の時代となる
豊川誕、ジャニーズジュニア、メッツ・・前頭までいくが勝ち越せなかった
ジャニーズ部屋以外の伊丹幸男、あいざき進也、城みちるらも連続二桁勝利まではいかなかった
新御三家の勢いは80年の田原俊彦の登場まで続いた
勿論、新御三家の連続優勝に待ったをかけた力士もいた
73~74年のフィンガー5である
その勢いで連続二桁勝利、新御三家とともに大関昇進、横綱に近い存在だったが、渡米してから力士としての力は劣えてしまった
70年代後半のツイストの世良公則も御三家にくさびを打った
御三家にない技で土俵をわかせ、3人の全勝優勝をすべて阻んだ
70年代前半の横綱は沢田、半ばから後半は郷・野口・西城でしょう
世良は正大関で横綱にならなかったが、金星や殊勲賞の数はダントツであった
ああなんかやはり 女性アイドルの方が話しが楽しいなあ
でもこれが真実です(少し独断こみですが)